コロナ感染が終息しないなか、新たな年を迎えました。
昨年12月11日に第31回総会を開催し、2021年度の活動報告と会計決算、2022年度の役員体制、活動方針、会計予算案について事務局から報告し、参加者の皆さんに承認していただきました。
総会後の記念講演は、名城大学教授の近藤敦さんによる「国際人権から見た日本の入管収容の問題点」。国際人権基準からは程遠い日本の入管収容の実態と問題点について、分かりやすく適格な説明を聞くことができました。
昨年国会に提出され廃案となった改定入管法が、今年の国会に再度上程される可能性があります。長期収容の問題を、難民審査基準を国際標準に合わせるなどの根本的解決ではなく、強制送還の強化など外国人を排除する方向で解決しようとする改定案を通過させてはなりません。記念講演での学びを活かし、全国のネットワークと協力して改定入管法に反対の声を大きくしていきたいと思います。
今年も一年間どうぞよろしくお願いいたします。